どうも監督のおたちゃんです。
今回は換気についてです。
高気密住宅になりますと換気が重要になってきます。各メーカーや工務店により様々です。
主に第1種と第3種がメインになりますがどちらが良いのでしょうか(・・?
北海道では5分5分らしいのですがイメージが良さそうのは1種ですかね~
各部屋にダクトを配管してそこからきれいな空気を室内に送り込みメインユニットから室内の空気を排出。
さらに熱交換で室内の温度に影響を与えない。優れてますね👍
何もなければですが・・・
去年の夏現場でクレームが入ったのです。
何やら部屋中がたばこ臭いと。自分はたばこ吸いませんし業者さんや職人さんも吸いません。
現場で見渡す限り夏でエアコンを使ってるためどのお宅も窓が閉まってます。なぜ???調査開始です!
すぐに解明しました。「名探偵コナン」ばりです。
最近新築したであろうお宅の北側に換気設備(外部)がついてるじゃ~あ~りませんか👀
ここから臭いを吸い込み各部屋に送り込んでたのです。たまたま道端で喫煙してた人の煙を吸い込んでたんですね~
当社のせいにしたので換気設備の前に「クサヤ」でもおいてやろうかと思いましたがそこは我慢です(o^―^o)ニコ
高いお金を出して付けた換気設備もこれでは・・・
なので当社はダクトレスの第3種で👍
第3種でもしっかり気密が取れてれば計画換気が可能です。自然吸気から冷たい空気が入ってくるから部屋を寒くする。
ってのは誤解ですね~。寒くなる前に冷たい空気が室温で温められてしまいます。
またダクトタイプの第1種はデメリットとして本体が高額(電化製品は10年で壊れるかも)。
*壊れたらそのままのお宅が多いのも現状。c値が0.5を切ってるお宅の場合住んでられない。(C値1.0でもきついかな~)
ダクト内の掃除ができない。施工を誤るとダクト内結露(カビが発生して各部屋にまき散らす)や抵抗ができて計画換気が出来ないことも。
その点ダクトレスの第3種は交換が容易で価格も手ごろ👍その代わり気密はc値0.5以下が必須です。
最近は第3種換気計算には含まず熱交換タイプのダクトレス第1種換気扇をメインの部屋につけてます。
電子制御で交互に空気を入れ替えます。
いかがでしたか?10年20年30年先を見越して計画したいですね。
何でも突然壊れると色々大変ですから・・・