外壁サイディング 通気工法のお話です。
外壁壁と室内構造体の間に15~18ミリ程度の空気層を設け 常に土台の通気層から入り 空気の循環をする通気工法。
通気しながら 建物内部 生活で発生した水分を上手く外に逃がし カビや凍害発生の原因にならない様にする仕組みです。
弊社の建物は勿論、徹底して施工しております。
さて、
友人の御宅 他所(既に廃業)で建てた 築17年
今までも度々直しているんだけど それでも雨漏れで困っていると相談を受け
昨日、高性能 赤外線サーモカメラ持って 現調しました。
北面 外側サイディング表面もスゴイことになっております!!(ゴメンね友人 勝手に使って)
訊けば建物内部 南面以外の3面で サッシの上から水が滲みているとのことです・・・?
何でこんなに・・・? と ふと土台水切に目を向けると (@_@)!
白い外壁サイディングの下に 横に黒い板金水切が廻っているのが見えますね。
隙間がありません!!通気層が確保されておりません。ドン突け!!
「内部で発生した水分蒸気は そのまま其処で留まり ある程度集まると水滴になって下へ流れ
一部はサッシの上で水が溜まり クロスに染み出ているのかな?」(今のところ状況推測です。)
これは部分的にでも張替え補修して 通気層を確保しなければいけません。
心無いリフォーム業者は そんなの無視して 何だかんだ吹付して直しましょう!と言ってくるのでしょうか?
ダメですよ 御注意下さい。今回は根本を直さないと
人のカラダで例えると沈黙の臓器ですかね。症状が出てきたら直ぐに対処しないと
久々にビックリしました。
弊社で話が纏まりましたら 頑張って治(直)させて頂きますよ!!
勿論、お友達価格で!!・・・そういうのが一番高かったりしてww
ウソウソ 御気の毒だし 頑張ります
通気工法